私達は単に肉・魚を食べないだけでなく、乳製品も摂らない完全に菜食です。
もともと小さいころから牛乳は好きではなかったのですが、ヨーグルトやバター、生クリームは大好物でした。でも、自然と乳製品全般が欲しくなくなってきたのです。
無理にやめよう!としたのではなく、徐々に気づいたら量が減り、最後には全く食べなくても気にならないとこまで行きついちゃったという感じですね。
私達が牛乳をとらない理由は、話せば長くなります^^;
まず、私達がビーガン(完全菜食)なのは、動物愛護の観点からはもちろん、健康、なによりも、自分の身体が発する声に従っているからなんですね。
無理に好きなものをやめると、逆にストレス溜まりますから。
体の声を聞いて、体が欲しがってなければ、無理に摂る必要ないし、欲しがっているようであれば摂ればいいです。無理やりはつらいです。私達も気づいたら、量が減り、ついには全く買いもせず、食べなくなってしまっていました。
<理由その1:動物愛護の観点から>
牛乳は牛の赤ちゃんのための飲み物だから。
牛は牛の赤ちゃんの為の飲み物でそれを人間が飲むのに違和感も感じる。
乳牛は人工授精で子を産まされる。約10ヵ月の妊娠期間出産後、すぐに子牛は母牛と離され、子牛専用の小屋で大切に育てられる。
自分の子に乳を与えるどころか会うこともできず、ひたすら商品となる牛乳を出す機械と同じ。
乳牛の場合たくさんのミルクを搾るために1周期12ー15ヵ月で3・4回のサイクルを繰り返し
牛の平均寿命は本来約12年だが、乳牛は過度の搾乳で約5~6年でその役目を終え、食肉などへまわされます。
アメリカでは、1940年:牛1頭・・・年間2トンの牛乳を出していたのが、現在、牛1頭・・・年間最大10トンもの牛乳を出しているそうです。
それって5倍も増えたってこと・・・
<理由その2:健康のために>
じゃあ、どうやって牛乳の量を増やすのでしょう?
たくさん牛乳を出すために遺伝子操作をしたり、抗生物質、成長ホルモンなどの薬剤を多量に使用。
これらの物質は、もちろん、全て牛乳を飲む人の体にも取り入れられます。
*牛は元来、草食動物ですが、牛乳をいっぱい出す=利益を出すために、他の動物の肉なども“栄養強化”飼料として強制的に食べさせられています。
FDA(米国食品医薬品局)は、BSE問題が世間をにぎわした後、 “栄養強化”飼料に牛は入っていないと断言していますが、それにもかかわらず、実は、それでもなお、牛の脳や、脊髄が入っているそう。
乳がん、前立腺がんの原因は牛乳だったという考えもあります。
乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか/ジェイン・プラント
¥2,520
Amazon.co.jp
この本では、42歳で自ら乳がんを発症し、ガンの転移を繰り返した著者自身が、自分がなぜ乳がんになったのかを研究した結果をつづった本。
余命は長くないと、医者からも告げられてもあきらめず、命がけで研究を続け、ついに、プラント教授は乳がんの真犯人を探り当てる。それから15年。プラント教授の乳がんは一度も再発していないそう。
実は、私の父方の祖母も42歳の時に、乳がんで亡くなりました。
ガンは遺伝するのしないのという説もあるので、わざわざ乳がんの原因といわれている物質(牛乳)をお金を払ってまで、摂取する必要はないかと。
アレルギー体質の増加も牛乳に原因がという考えもあります。
花粉症などのアレルギー体質も乳製品の摂取の日常化が始まった頃から激増しているというデータもあるそうです。
【図解】病気にならない生き方/新谷 弘実
¥1,575
Amazon.co.jp
私自身、ひどい花粉症に毎年悩まされていますので、原因かもしれない牛乳は摂りたくないです。
牛乳に限らず、チーズなどの乳製品を食べると、鼻づまりや、水鼻の原因にもなるという説もあります。
あと、赤ちゃんのアトピーの原因も母乳を通したお母さんの食事だと判明した方もいらっしゃいます。小麦粉、肉類、乳製品、青魚を断つと症状が激減したそうです。
牛乳を飲むと骨が弱くなる?!という考えもあります。
いまだに、カルシウムを摂るために牛乳を飲まされている&飲んでいる人が多いのには、ビックリです。学校給食などで、しょうがなく嫌いな牛乳を飲まされている子供達もいますよね。学校によっては、無理やり飲まなくて良くなった所もあるようですが。
参考サイト→http://www.binchoutan.com/milk.html
↑こちらもぜひ読んで頂きたいです!
カルシウムは野菜や海草、豆製品、小魚などの食品を摂るようにし、マグネシウムや鉄、亜鉛などのミネラルもバランスよく摂取することが大切!だそうです。
なかでもアーモンドは毎日食べたいものです。
え?結構高い?
サプリメントを買うより、自然のままでカルシウムを摂った方がいいし、交換できない大切な自分の体の「骨組み」を強化するカルシウムを作るためなら、エンヤコラです!
塩を使っていない、素焼きアーモンドがおすすめ♪
・・・以上、私が牛乳をやめた理由です。
十代の頃から、ブツブツちっちゃい吹き出物が、常におでこにあったのが、乳製品をやめてから、スルリとスムースなおでこになったのが目に見える一番の変化かな?
目に見えない体の内側でももちろん、色々な変化があると思います!
というか、長年、ため込んだ毒素(アーマ)は簡単に出ないという考え(アーユルヴェーダ)もあるので、まだまだ排毒(デトックス)中かも。ヨガと健全な食生活で、さらなる排毒をしていきたいです~。
事実を知った後の選択は、もちろん個人の自由!
私達は、だから、牛乳はとりません~
写真の著者/photo by | alexbartok |