香港のヨガ・カンファレンスに参加してきました

会場の香港のコンベンションセンター。去年の写真ですが・・・
会場の香港のコンベンションセンター。去年の写真ですが・・・

香港で毎年開催される、アジア・ヨガ・カンファレンス。去年に引き続き、今年も参加してきました。世界レベルのヨガ先生達が一堂に集まり、様々な種類のヨガクラスが提供され、言わば、ヨガバイキング。3日間、朝から晩まで、みっちりヨガ三昧でした(^^)

 

地元香港の人達だけでなく、台湾、フィリピン、シンガポール、インド、韓国、日本、そして結構香港から近いからか、オーストラリアからもかなりたくさん集まってます。

 

アメリカで開催のヨガカンファレンスに比べ、日本から近いし、香港は公共交通機関が便利だし、おまけに菜食も美味しいしで、気軽にどっぷり一流の先生達のクラスが受けれていいです!

今回の香港は、かなり珍しく空気も澄んでいて、雨も降りませんでした。毎日蒸し蒸し〜ですが、ほとんど朝から晩まで屋内でクラスを受けてたので、蒸し暑さは関係なかったです。

ヨガを教えるのも大好きですが、生徒として色々なヨガクラスを受けるのも大好きです!学びの意欲は止まることがないので、色々なスタイルのヨガの先生から様々な角度でのヨガ情報を得るのはとても大事だと思います!

 

一つのヨガスタイルにこだわらずに、良い点はどんどん取り入れ、それをうちのスクールに来られる生徒さんにシェアするのも私たちの仕事だと思います。

 

今回は、アメリカでアシュタンガヨガの先駆けとなったテキサス在住のDavid Swenson先生、1975年からNYでヨガを教えている今年76歳になるDharma Mittra先生、Forrest YogaのAna Forrest先生、そしてあと二人、jivamukti Yogaの先生、解剖学の先生と、5人の先生のクラスを受けました。

 

どのクラスもたくさんの頭にメモりたくなる、よい情報が満載!!世界的に有名な先生は、それだけの何かを持ったプラスのエネルギーがギンギンです。(たまに世界的に有名な先生でも、自分に合わない先生ももちろん存在します。良い悪いではなく、単にエネルギー的に共鳴しないという感じです)

 

1クラス2、3時間のクラスを全部で10クラスほど受けましたが、このブログではサラッと先生達の大まかな印象だけご報告。詳しいポーズや呼吸法、解剖学などの新しい情報は、うちのクラスや指導者養成コースでどんどんシェアします!

 

まず・・・、David Swenson先生はパフォーマーで常にユーモアいっぱいで、先生のクラスは寸劇でも見ているような感覚。ヨガをしているとよくある人間の心理を面白おかしく紹介しながら、どう目線を変えて周りに流されないプラクティスをするかのお話。腹から笑うようなジョークもたくさん、それでいて、しっかりしたわかりやすい指導は本当に実際にポーズに活かせる情報満載のよいクラスでした。

 

ヨガの大御所、Dharma Mittra先生は、終始ニコニコ、大御所でありながら威厳に満ちながらも、とっても軽い雰囲気のお茶目な先生。特にレクチャーは心に直に届く、そうそう!と思わず頷くような貴重な言葉がたくさん。なのに、ユーモア溢れて、楽しいクラスでした。最終日の「眠りのヨガ二ドラ」は、これまで感じたことのない、とても強烈なスタイルの二ドラを体験しました。偶然、お帰りの先生一行の荷物を持つお手伝いをすることになり、先生に直接、クラスのお礼を言うことができ、先生の70年代の白いピアノを思わせる、お茶目な白いハルモニウムを車まで運ばせていただきました!

 

Ana Forrest先生は、Forrest Yogaという名前と先生の顔しか知らず、全く予備知識なしでの参加でしたが、懐かしい自衛隊時代を思い起こさせる、ミリタリー的な指導。キレのよい、的確で、細かい、体の動かし方の指導は素晴らしかったです!意外だったのは、身体的なアプローチだけでなく、エネルギーや心、内面的な部分まで、しっかり含まれていてとても内側でイメージがしやすい指導だったこと。先生のクラスを最終日に立て続けに合計4時間受けた後、疲れではなく、実際、体が軽くなり、エネルギーに満ち溢れた感覚が強くありました。先生のスパルタ指導のおかげで、またさらに体が頑強になった気がします(^^)

 

こういう色々な貴重な情報を受け取り、さらに精進するためにも、なるべく毎年香港のカンファレンスに参加したいです!